2022.02.27
コラム
日本で一番多い性病
こんにちは、野村検査研究所、コラム担当Kです。
日本で一番多い性病を
ご存じですか?
クラミジアです。
クラミジアは性器に感染することが多いのですが、
のどにも感染することがあるので注意が必要です。
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< 目次 >
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1.クラミジアは1年で2万8000人以上が感染
クラミジアは日本で一番多い性病です。
2020年では
2万8000人以上が感染
20代女性のうち
20人に1人がクラミジアに
感染しているともいわれています。
厚生労働省の報告数によると
性器クラミジアの感染者は2017年以降、
毎年およそ1,000人ずつ増え続けています。
この報告は性器クラミジアだけ。
のどクラミジアの感染者数を入れたら、
もっと多い数字になるようです。
淋菌も毎年8000人以上が
感染
2017年以降、増加傾向にあります。
グラフ1:厚生労働省 年齢(5歳階級)別にみた性感染症(STD) 報告数の年次推移
2.20代の感染が多いクラミジア・淋菌
クラミジア・淋菌は、20代
の感染が非常に多い
ことがわかります。
特に、20~24歳が突出しています。
グラフ2:厚生労働省 年齢(5歳階級)別にみた性感染症(STD) 報告数の年次推移
3.症状が出ないクラミジア・淋菌
【女性】症状が出ない割合
クラミジア 94%
淋菌 57%
女性のほとんどが無症状です
【男性】症状が出ない割合
クラミジア 50~60%
※症状の出かたは個人差があります。
症状がある場合
【女性・性器クラミジア】
・おりものの増加
・おりものが黄色い濃い色になる
・不正出血
・性交痛
・下腹部痛
進行すると、子宮頸管炎、卵管炎、腹膜炎、子宮外妊娠、不妊症を起こすこともあります
【男性・性器クラミジア】
・尿道がムズムズする
・おしっこのときのチクチクした痛み
進行すると、精巣上体炎、男性不妊症を起こすこともあります
【女性・性器淋菌】
・おりものの増加
・おりものが緑黄色の濃い色になる
・尿道から膿が出る
・不正出血
・性交痛
・下腹部痛
進行すると、子宮内膜炎、卵管炎、腹膜炎、子宮外妊娠、不妊症を起こすこともあります
【男性・性器淋菌】
・尿道がムズムズする
・尿道が熱っぽく感じる
・黄色の膿が出る
・おしっこのときズキズキと激しい痛み
進行すると、尿道狭窄、精巣上体炎、男性不妊症を起こすこともあります
※症状の出かたは個人差があります。
【クラミジア・淋菌】
のどにも感染します
無症状のかたがほとんどです
症状がある場合は、風邪のような感じ
・のどがイガイガする
・扁桃腺が腫れる
・扁桃腺の膿が出る
・咳、発熱、痰
※症状の出かたは個人差があります。
4.【クラミジア・淋菌】両方とも同時に感染
20~30%のかたが
クラミジア・淋菌を同時に
感染しています
のどクラミジア・のど淋菌は
無症状のかたが多いので、
感染に気付かず、
ほかの人にうつしてしまうことが
あります。
【クラミジア・淋菌】は
性病検査キットを使って
自宅で検査ができます
保険証を使わないので、
周りにバレない!!
感染者数の多い
クラミジア・淋菌は
性器も、のども
自宅で性病チェック
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誰でもカンタンに
安心して検査ができます
♡コンドームの正しい使用は性病予防にとって有効な手段です。
♡ご自身の大切な身体のためにも、あなたが愛するパートナー
の身体のためにも、性病検査を受けることはとても大切なことです。
♡野村検査研究所は、産婦人科の野村クリニックが運営する会社です。性病検査、治療領域では、長い実績と信頼を培ってきた性病検査・郵送検査のリーディングカンパニーです。