2022.03.19
コラム
キットの選び方【採取方法】
野村検査研究所、コラム担当Kです。
前回は『キットの選び方【検査項目】』でした
今回は『キットの選び方【採取方法】』のお話をしていきます
検査キット各社それぞれ採取方法や
採取に使う器具、検査する機械が違います
自分で簡単に採取できて
正確な検査結果が得られるものを選んでください
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＜目次＞
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他社様では「細長い綿棒の採取器具」を使い
のどの奥を擦過する「咽頭ぬぐい液検体」や
女性の膣の中に入れて擦過する「膣ぬぐい液検体」で
検査をしている所もあります
なぜ、野村検査研究所は
尿検体、うがい検体で検査をしているのか？
ぬぐいでの自己採取の場合、採取が難しく、確実な採取が難しい
「咽頭ぬぐい液検体」では細長い綿棒をのどの奥で数十秒動かすのですが、
少し「オエッ」とすることもあります
鏡を見ながら採取するので、慣れるまでは少し難しく感じるかもしれません
「膣ぬぐい液検体」では細長い綿棒を性器(膣)の中に入れるのですが、
どこまで奥に入れるのかや、どのあたりを採取したらよいのかなど、
初めてのかたには難しく感じるかもしれません。
尿、うがい液は採取の手間はありますが、精度が高く、安心の結果が出ます
尿検体は少ない採取量でできるので、スポイトで採って容器に入れるのも、手早く簡単に行えます。
うがい液は少し塩味がしますが、塩辛いというほどでもないですので、ご安心ください。
また、厚生労働省のホームページで、『従来の「咽頭ぬぐい液」に比べ「うがい液」での採取の方が
菌を見つけやすい報告があります』と紹介されています
参考：厚生労働省
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