2022.04.10
コラム
男性版デリケートゾーンのケア
こんにちは、野村検査研究所、コラム担当Kです。
前回のコラムで「女性デリケートゾーンのケア」についてお話しました
今日は男性版デリケートゾーンのケアのお話をしていきます
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<目次>
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1.男性のデリケートゾーンに関する調査
男性のデリケートゾーンに関する意識調査(男性同士のパートナー含む)
①自分の男性器の匂いが気になる 64%
②パートナーの男性器の匂いを指摘できない 72%
③デリケートゾーンのケアをすることは身だしなみの一つ 53%
④パートナーのデリケートゾーンケアは良いと思う 88%
男性も自分の性器の匂いが気になる人が多いですね。
デリケートゾーンのケアは大切だと思いつつも、特にケアをしていない人が87%、実際にケアをしている人は少ないようです。
2.男性のデリケートゾーンの洗い方
男性器の亀頭と包皮の間の部分は恥垢(白いカス)がたまりやすいです。
そのままにしておくと嫌なにおいや、炎症や痛み・かゆみの原因になります。
また、陰茎がんの原因の一つがHPV(ヒトパピローマウイルス)といわれています。
男性器をゴシゴシ洗っている人は自分の陰茎がんを予防することができます。
しかし、わずかに残ったHPVがパートナーの子宮頚部に運ばれ子宮頸がんの原因になることがあります。
男性器は清潔に保つことが大切です。
①シャワーでゆすぎ、皮をおろします
ゴシゴシ洗います
恥垢をしっかり落としましょう
②ボディーソープを手でしっかり泡立てます
皮をむいて泡でゴシゴシ洗います
カリ、タマタマ、タマタマの裏、陰毛を優しくしっかり洗います
③シャワーでしっかり洗い流します
ボディーソープが残らないようにしっかりゆすぎます
④タオルで優しく拭いてください
しっかり乾かしてください
©性教育いらすと @seikyouiku_illu様のイラスト素材を使用させていただいております。
◎POINT
女性器は優しく洗う
男性器はゴシゴシ洗う
ボディーソープがしみるようであれば、性病に感染している可能性がありますので、性病検査をしてみましょう。
3.あの有名人もPart2
HIV(AIDS)は1983年に発見され、日本では1985年に初の感染者が確認されました
HIVに感染後、AIDSを発症しお亡くなりになったキース・ヘリング(90年没)フレディ・マーキュリー(91年没)、彼らがなくなった頃は不治の病と言われていました
現在でも、HIVを根治することはできませんが、治療法が確立され、薬によってエイズ発症を抑えることができるようになったので、不治の病ではなくなりました。
世界では年間150万人の新規感染者が報告されており、
日本でも毎年およそ1,000人のHIV新規感染者が報告されています
「自分だけはかからない」ということはあり得ません
無防備な性交渉、出血を伴うような危険な性交渉は控えるようにしてください
♡コンドームの正しい使用は性病予防にとって有効な手段です。
♡ご自身の大切な身体のためにも、あなたが愛するパートナーの身体のためにも、
性病検査を受けることはとても大切なことです。
♡野村検査研究所は、産婦人科の野村クリニックが運営する会社です。性病検査、治療領域では、長い実績と信頼を培ってきた性病検査・郵送検査のリーディングカンパニーです。